シベリアのパリとも呼ばれている「イルクーツク」の魅力を紹介

2018/09/17

ヨーロッパとアジアにまたがる大国、ロシア連邦(ロシア)。

日本から比較的近いロシアですが、旅行先としての知名度はまだ低いのではないでしょうか。

ロシアは国土の大半が亜寒帯のため、一年中寒く観光地も少ないと思われがちですが、過ごしやすい夏季も存在します。

国内には、民族や地域で区分された83(または85)の「連邦構成主体」が存在し、それぞれに独自の文化や歴史を持つため、見所も豊富です。

国土を横断する世界で最も長い鉄道、シベリア鉄道(全長9297km)や、世界一の透明度を誇るバイカル湖など、日本では決して味わうことのできないスケールの自然を満喫出来るのもロシアの魅力の一つ。

この記事では、ロシアの中でも近年人気の観光地となっているシベリア東部の都市「イルクーツク」について紹介します。

イルクーツクってどんな場所?

イルクーツク
イルクーツクは、ロシアのシベリア東部に位置する、イルクーツク州の州都です。

シベリア鉄道により、西は首都・モスクワと、東は極東都市ウラジオストクと繋がっています。ヨーロッパのような美しい町並みから、「シベリアのパリ」とも呼ばれています。

市内には、歴史あるロシア正教の教会や修道院、劇場やオペラ座などが多く存在し、観光スポットもたくさんあります。

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日本からイルクーツクへのアクセス

イルクーツクへは、成田空港からロシアのS7航空が直行便(片道)を出しています。

交通費は燃油サーチャージ・諸税別で3~5万円から。所要時間は5時間30分前後です。就航数が多く一般的なのは、韓国のソウルや中国の北京などを経由する方法です。

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イルクーツクと近郊のおすすめ観光地

イルクーツク
イルクーツクには多くの魅力的な観光スポットがあります。

ここからは、イルクーツクのおすすめ観光地と近郊の名所を紹介していきます。

3つの『世界一』を持つ世界遺産・バイカル湖

イルクーツク
透明度、深さ、歴史の古さの、3つの世界一を持つバイカル湖は、その美しさから「シベリアの真珠」とも称される淡水の古代湖です。

長い間、外界から隔離されてきたため、バイカルアザラシを始めとするそこに生きる生物の80%以上が、固有種といわれています。

釣りやキャンプなどのアウトドアが楽しめる夏もよいですが、おすすめは湖が凍る1月~3月の冬季です。水晶のように透き通った湖は、30m以上の深さまで見通すことができ、寒さを忘れてしまうほど美しいですよ。

バイカル湖畔の街リストビヤンカまでは、イルクーツクから60kmほど離れていますが、市内のバス停からシャトルバスが出ています。片道100ルーブル前後です。

バイカル湖に浮かぶオリホン島

オリホン島は、バイカル湖に浮かぶ島で、広さは日本の奄美大島ほどです。

島には、かつて祈祷師(シャーマン)以外の立ち入りが禁止されていたブルハン岬、ブドゥン岬などの大自然が満喫できる岬や、バイカル湖の夕陽が美しいスポットが数多く存在します。

バイカル湖にしか生息しないアザラシを見つけるツアーなどもありますよ。オリホン島は晴天率が非常に高く、曇りの日は12月~1月の間に1カ月程続くだけなので、観光におすすめです。

宿泊施設もあるので、一泊してゆっくり島内を巡るのもよいでしょう。イルクーツクからはバスでアクセスできます。

イルクーツク最古の教会・ズナメンスキー修道院

イルクーツクで最も古い、ロシア正教の女子修道院です。建築当初は木造でしたが、18世紀に、青と白のコントラストが映える、石造りに建て替えられました。

建物内の装飾や、大聖堂にあるイコン画(崇拝の対象となる聖画)が美しく、必見です。また、手入れが行き届いた庭園には、シーズンになると花々が咲き乱れます。

敷地内には、ロシア革命に反対し、日本とも関わりのあった帝政ロシア提督・コルチャークの像や、ロシア初の武装蜂起(デカブリストの乱)で流刑となった貴族たちの墓も。

イルクーツク市内には、観光名所を案内する看板が各所に立っています。歩道には名所へ導くための緑色のラインが引かれているので、道に迷うことなく目的地にたどり着くことが出来ます。

地図とあわせて現在地を確かめながら、効率よく回りましょう。

イルクーツクから行けるカジノ

イルクーツク
イルクーツクにカジノは残念ながらありません。そのため、カジノを楽しみたい場合は移動する必要があります。

ここからはイルクーツク近郊のカジノを紹介していきます。

ウラジオストク郊外にある「ティグレデクリスタルリゾート&カジノ」

イルクーツクにカジノはありませんが、飛行機で約4時間のウラジオストク郊外のアルチョムという町に、カジノ併設のホテル「ティグレデクリスタルリゾート&カジノ」があります。

24時間営業で、バカラ、ポーカー、ルーレット、ブラックジャック、スロットなどが楽しめます。パスポートとビザのコピーが必要です。ジーンズにTシャツ姿でも気軽に入れるので、どうしてもカジノがしたい!という方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

時間のある人はシベリアの大自然を感じながら、鉄道で訪れるのもよいでしょう。アルチョムはカジノリゾート特区として今後開発が進む予定です。完成が楽しみですね!

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イルクーツクのおすすめホテル

旅行の中でも重要なのがホテルですよね。快適に過ごすためにも、ホテル選びは慎重に行いましょう。

お勧めは「インターナショナルホテルサイエンス」

イルクーツクの中心部にある7階建ての高級ホテルで、客室は25室。全室バルコニー付きです。

オーダー式の無料の朝食が付くほか、ドイツやアメリカ料理、日本食レストラン、アルコールの飲めるバーがあります。アロマテラピーなどの施術が受けられるスパやサウナもあり、旅の疲れを癒すのにもよいホテルです。

劇場、スカチェフ美術館、バイカル博物館へは徒歩10分圏内、鉄道駅にも近く、立地は抜群です。

宿泊費はスタンダードルームが約1万6千円前後~5万8千円前後。 有料で24時間対応の空港シャトルサービスやツアー・チケット案内デスクもあります。さらにWi-Fi、駐車場は無料です。

充実したサービスを受けながら快適な旅を楽しみたい方におすすめですよ!

イルクーツクで買いたい有名なお土産

バイカルアザラシをデザインしたグッズ

イルクーツク
子供や女性向けには、バイカル湖で見られるバイカルアザラシをデザインしたグッズがおすすめです。

旅行者には、置き物やキーホルダー、ぬいぐるみなどが人気です。特にぬいぐるみは、愛嬌のある顔がうけ日本でも販売されています。しかし現地の方が安く購入できるので、訪れた際には必ず買っておきたいお土産です。

バイカル湖にしか生息しない魚、オームリの燻製

オームリはサケ科の魚で、バイカル湖にしか生息しない希少な生物です。

オームリの料理は様々ありますが、バイカル湖周辺やイルクーツクでしか食べる事が出来ません。ぜひトライしてみて下さい。白身魚のため脂分は少なく、味は淡泊です。燻製はお酒のおつまみにもピッタリですよ。

イルクーツクで幻想的な自然の美しさを堪能しよう!

イルクーツク
イルクーツクの街の中には、先の大戦後にシベリアに抑留された日本人が建設した建物が、今でも多く残っています。

「シベリアのパリ」とも称されるイルクーツクですが、実は日本とも深い関わりのある町でもあるのです。イルクーツクを訪れた際には、抑留者たちの苦悩と苦難に思いを馳せながら、街を歩いてみてもよいでしょう。

また、バイカル湖などの自然が織りなす壮大な風景は、日ごろのストレスや悩みから心を解き放ってくれるはずです。旅行の行き先に迷っている方はぜひ候補に入れてみてください。