サンマリノ

中世の面影が残る美しい都市「サンマリノ」で買い物や観光を楽しもう

2018/11/09

イタリアに四方を囲まれた内陸国、サンマリノ。

世界最古の共和国で、5番目に小さな国です。首都であるサンマリノ市が標高750mの山頂に位置する事や、サンマリノ市全体が世界遺産に登録されている事など、珍しい特徴を持っています。

また、サンマリノには消費税がないため、イタリアをはじめ海外から買い物目当ての観光客が大勢訪れることでも知られています。

この記事では、そんなサンマリノの概要、見所、カジノ事情、お土産などについて紹介します。

サンマリノってどんな場所?

サンマリノ
サンマリノは、イタリア半島の東北部に西暦301年に築かれた、世界最古の共和国です。国土の面積は約60平方kmで、八丈島ほどの大きさです。

ティターノ山の山頂付近に開かれた要塞都市のため、周辺の近代化の影響を受けることなく、今も中世の面影を残す美しい町並みが広がっています。内陸国でありながら、美しいアドリア海を一望することも出来ますよ。

また、希少価値のあるサンマリノのコインや切手は、コレクターたちの間で人気が高く、高値で売買されています。

サンマリノの気候

サンマリノは四方をイタリアに囲まれていますが、アドリア海に近いため、温暖な地中海性気候に属しています。

冬はまとまった雨が降りますが、氷点下になるほど冷え込むことはありません。夏は雨が少なく、乾燥しがちです。サンマリノはその立地から強風が吹きやすいので、旅行の際は羽織る物を一着持参しましょう。

サンマリノの治安

サンマリノは、ヨーロッパの中でも治安の良い国として有名です。

観光立国でもあり、警察官による巡回もあるため、海外旅行に慣れていない人でも安心して訪れることが出来ますよ。

日本からサンマリノへのアクセス

サンマリノ
サンマリノに国際空港はありません。イタリアのローマから列車でリミニという街まで行き、そこからバスで行くのが一般的です。ローマ・リミニ間は、ボローニャで乗り継ぎが必要です。

ローマからリミニまでの所要時間は約4時間、片道6,000円ほど。リミニ駅前からサンマリノまではバスで1時間、片道1,100円ほどです。イタリア~サンマリノ間は、入国審査などもありません。日本との時差は-8時間です。

関連記事
燃油サーチャージを出来るだけ抑えてお得に旅行をしてみよう!日本の燃油サーチャージを紹介

サンマリノのおすすめ観光スポット

大聖堂やサンマリノ最古の教会、政庁などの見所の中でも、ロッカ・グアイタ、チェスタの塔、ロッカモンターレの3つの砦は、必ず訪れて欲しいスポットです。

3つの砦があるティターノ山へは、ロープウェイで行く事も出来ます。ロープウェイからはアドリア海の眺望など、絶景が楽しめますので、ぜひ天気の良い日を狙って訪れてみてください。

街中の歴史ある石畳や石垣は風情があり、歩いているだけでも中世の街に迷い込んだ気分になれますよ。ここからはサンマリノのおすすめ観光スポットを詳しく紹介していきます。

関連記事
中世の美しさが残る花の都「フィレンツェ」で優雅な観光を楽しもう

牢獄としても使用されていたロッカ・グアイタ

ティターノ山にある3つの砦のうち、最も古いもので、11世紀に建てられました。1975年までの長きに渡り、牢獄として使用されていました。内部には、小さな礼拝堂や中庭もあります。

ロッカ・グアイタからはアドリア海を見渡すことも出来ますよ。

360度見渡せて見晴らし抜群のチェスタの塔

サンマリノ
ティターノ山頂に13世紀に建てられた、360度のパノラマを見渡せる、見晴らし抜群の塔です。

現在では博物館として、15世紀から20世紀まで実際に使われていた武器や銃器などが展示されています。内部では、礼拝堂や鐘楼なども見学できますよ。

外部からの侵攻を見張るために作られたロッカ・モンターレ

ロッカモンターレは、外部からの侵攻を見張る為に14世紀に建てられた塔で、建物の入り口は、地上から7メートルも高い場所にあります。

アクセスに時間がかかり、内部に入る事が出来ないので、遠くから眺める程度でも良いでしょう。

建国者を祀っているサンマリノ大聖堂

サンマリノ
サンマリノの建国者、聖マリノを祀ったもので、1826年から10年をかけて建設されました。外観はギリシャ神殿のような石柱が特徴的で、内部も白が基調となっていて、落ち着いた雰囲気です。

また、毎年9月3日の共和国創立記念日には、街で聖マリノをまつる祭典があり、中世の衣装を着た人々のパレードや、弓競技などが行われます。このタイミングに合わせて、ぜひ訪れてみて下さい。

サンマリノ最古の教会 聖フランチェスコ教会

サンマリノ
修道士により1361年に建造された、サンマリノ最古の教会です。14世紀~15世紀のフレスコ画や木製の十字架などが見所です。

教会は小さく、街の風景に溶け込んでいるので見落としがちですが、レンガ造りの建物は、刻んだ歴史の長さを感じさせます。内部には、博物館と美術館が併設されています。

イタリアを代表する芸術家の作品も見れるプッブリコ宮殿/政庁

19世紀に建造された政庁舎で、サンマリノの中心に位置するリベルタ広場の一角にあります。ここでは、サンマリノの執政者を選ぶ選挙の開票などが執り行われます。

また、イタリアを代表する芸術家の作品が飾られている建物内部の見学も可能です。6月から9月の期間は、衛兵の交代式も見られますよ。

サンマリノの近くでカジノを楽しめる場所

サンマリノ
サンマリノでは、カジノは違法のためありませんが、隣国イタリアで楽しめます。

最もサンマリノから近く、カジノが複数あるのは、ベネツィアです。ベネツィアでは、1638年から営業する世界最古のカジノ「カジノディベネツィア」がおすすめです。

美術館の中にあるような内装のカジノで、ゲームの種類は、ルーレット、スロット、ブラックジャック、バカラ、ポーカーなどがあります。ミニマムベッドは、スロットが50セントからです。

Tシャツ、短パン、ジーンズでは入れません。男性はジャケットとネクタイが必須です。年中無休で、入場料は10ユーロ。営業時間は午前11時~翌2時45分までです。

関連記事
人生で一度は訪れたい「水の都」ヴェネツィアの美しい魅力を紹介
ドレスコードの意味ってなに?シーン別のドレスコードなどを紹介

サンマリノのおすすめのお土産

旅行に訪れた際に気になるのがお土産ですよね。

ここからはサンマリノのおすすめのお土産を紹介していきます。

香水、ジュエリー、バッグなどのブランド品

サンマリノ
※画像はイメージです。

サンマリノには消費税がなく、高級ブランド品も安く手に入るため、世界中から多くの人が買い物に訪れます。

様々なブランドの商品が売られていて、まさに買い物天国です。イタリアで買うよりお得ですよ。

関連記事
イタリアでお洒落で快適な旅をしよう!イタリア発祥のブランドを紹介

サンマリノの切手やコイン

EU加盟国のユーロ通貨は、国によりそのデザインが異なります。サンマリノデザインの貨幣は普通ではなかなかお目にかかれないレア品ですが、街ではお土産として売られています。

また、サンマリノの切手もデザインが豊富で美しいため、その希少性と相まってコレクターの間では大変人気です。いずれも軽くて運びやすいので、ぜひ記念に買い求めてみてください。

関連記事
ユーロ紙幣を利用してヨーロッパで快適な旅行と買い物を楽しもう!

サンマリノで中世の時代にタイムスリップしちゃおう!

サンマリノ
その、地理的特徴から近代化の波に飲まれることなく、中世の町並みを留めたサンマリノ。文化的、歴史的価値の高いスポットも多いため、街を散策するだけでも満足することでしょう。

イタリアの主要都市からも日帰りが可能ですので、イタリア旅行の際にはぜひサンマリノを訪れ、中世にタイムスリップしたかのような感覚を楽しんでみて下さい。