【連載】カジノディーラーになりたい!②カジノディーラーの収入はいくら?

2018/10/09

20187月、IR整備法案が成立したことをご存知ですか?いよいよカジノが解禁となり、本当に日本にカジノがやってくる日も近いかも。

もし日本にカジノができたら、まず必要になるのが、カジノディーラーですよね。カジノディーラーに憧れている人にとって、これは大きなチャンス!

連載2回目の今回は、カジノディーラーの気になるお給料についてです。

際にラスベガスでディーラーとして働いていたこともある日本カジノスクールの内田貴子先生に聞いてみました!

カジノディーラーのお給料っていくらなの?

ラスベガスでディーラーをしていたこともある内田先生。とってもフレンドリーで優しい方でした。

 

カジノディーラーのお給料は意外と低い!?

インタビュアー:先生、さっそくですが、カジノディーラーのお給料っていくらなんですか?

内田先生:国によってシステムが異なるので一概には言えないのですが・・・

インタビュアー:へえ。じゃあ、先生が働いていたラスベガスだといくらなんですか?

内田先生:ラスベガスがあるネバダ州の最低賃金です。当時で時給5~6ドルくらい。

インタビュアー:

え・・・

・・・

・・・

そんなものなんですか・・・?!

カジノ=お店が儲かってる=ディーラーも儲かってる というイメージがあったんですけど・・・

内田先生:ラスベガスの場合、ディーラーの収入のメインは賃金よりもチップなんです。

カジノディーラーの収入のメインはチップ!

インタビュアー:チップ!?あの欧米を旅行する日本人を悩ませる例のやつですね・・・。チップはどのくらいもらえるんですか?

内田先生:たくさんもらえる日とそうでない日で差がありますが、もらえなかった日はありません。私がいた中規模のカジノでは20ドルくらいの日もあれば、200ドルくらいもらえる日もありましたね。1ドル100円換算でも2万円ですから、悪くはないでしょう。

インタビュアー:てことは、基本給と合わせたら日給2万円以上!それは悪くないですね!

内田先生:さらに大きいカジノだと毎日300ドルくらいもらえるようなので。

インタビュアー:それって・・・週給15万以上!!!!!!!!

やべえ今すぐラスベガス行ってディーラーになる!!

アメリカンドリームの都 ラスベガス

 

内田先生:それは難しいです。というかほとんど不可能でしょう。

インタビュアー:なんでですか?

内田先生:アメリカで就労できるビザがないと働けませんから。

インタビュアー:またビザか!そういえば前回も同じこと言われたんだった・・・。

・・・じゃあどこだったら働けます?

内田先生:30歳以下の方であれば、ワーキングホリデービザを利用して1年間だけカナダで働ける可能性はあります。当校がご用意しているインターンシップ制度ですでにのべ10名以上の卒業生がカナダのカジノでディーラーとして働いています。ただしこちらが手配できるのはカジノの面接までで、採用されるかどうかはご本人次第。ですが、これまで不合格になった人はいません。みなさん優秀で、先方の評判もとても良いです。

カナダやシンガポールでは固定給の給与システムが一般的

インタビュアー:カナダのカジノも同じ給与システムなんですか?

内田先生:いえ、そちらでは時給がもっと高くて、どちらかというと固定給により近い感じですね。プラスでチップのボーナスもあると思いますが。だいたい日本円にして月25万~30万円くらいもらっているようです。

美しい街並みが魅力のカナダ

 

インタビュアー:同じ北米でも全然違うんですね。じゃあ他の国は?

内田先生:当校の卒業生が多く就職しているシンガポールも固定給プラスアルファの制度のようです。お給料も月給にしてカナダとだいたい同じくらいのようですね

インタビュアー:ほうほう。では日本に将来できるカジノではどうなる予定なんですか?

内田先生:まだ何も決まっていないのでなんとも。

インタビュアー:やっぱり・・・(残念)

カジノディーラーの仕事の魅力

一番の魅力は「給料の割に精神的に楽」なこと

内田先生:個人的には、ディーラーの仕事で一番魅力的なのは、額そのものよりも「給料の割に精神的に楽」なことだと思っています。例えば、営業マンだったら厳しい売り上げノルマがあったり困難な交渉ごとがあったりするわけでしょう。でもディーラーにはそういうのはありません。決められたことをきちんとやっていればあまり人に干渉されることもなく無事に一日の仕事を終えることができます。精神的プレッシャーが少ない仕事の割には、給料が悪くないのが魅力だな、と。

インタビュアー:え、でも多額の金額がかかった勝負ってプレッシャーじゃないんですか?

内田先生:初めは高額のチップを見るとどうしてもそれが「お金」に見えてしまい、緊張のあまり簡単な計算もできなくなったものですが、慣れてくると「チップ」は「チップ」にしか見えなくなります。

インタビュアー:いいんですかそんなこと言っちゃって。

内田先生:ゲームの勝敗に関してディーラーに一切責任はありません。

 

お客様にはどんどん勝ってもらいたい!

内田先生:みなさん、「ディーラーはプレイヤーを負かすために勝負をしている」と思っているようですが、実はディーラーの心情としてはお客様にはどんどん勝ってもらいたいんですよ。イライラしているお客様にディーリングするより、明るく楽しいテーブルの方が精神的に楽ですし、チップも増えますしね(笑)。楽しく盛り上がっているテーブルだと、1時間があっという間。休憩に行くのも後ろ髪をひかれる思いで、休憩後にそのお客様がまだいると嬉しくなったり。私がいたカジノは1時間働いて20分の休憩でしたので、楽しい日は8時間勤務があっという間でした。

インタビュアー:ではディーラーの仕事はノーストレスだと!?

内田先生:ノーストレスということはないと思いますが、たとえば職場に苦手な人がいるとかそういうのは当然カジノでもありますけど、比較的それで実害を被る部分が少ないというか。

 あるいはお客様にいろいろ言われたりすることがあっても、基本的に現場でのトラブルは上司が解決してくれますし、本当にタチの悪い人はつまみ出されますので、「守られている」感があります。もちろん、本人が気に病んでしまえばそれまでですが、他の職業よりそういうストレスはかなり少ないと思いますよ。あくまで個人の感想ですが。

あともちろん、楽しいことをしながらお金をもらえるというのがいいですよね。プレイヤーとして遊ぶのは当然楽しいですが、実はディーリングも同じくらい楽しいんですよ。しかも絶対にお金をすり減らすことなくカジノを楽しめるわけで、こんな良い仕事ないと思っています。

インタビュアー:やっぱり!なんか遊んでお金もらえるみたいなイメージ持ってたんですが、やっぱそうなんですね?!

内田先生:遊んでお金もらえるというのはちょっと違います。あくまでもお客様を楽しませることが楽しいという感覚です。なので、人を楽しませることが楽しい、人に喜んでもらえることにやりがいを感じる、という人がディーラーに向いていると思います。

インタビュアー:・・・ですよね。失礼しました。

でもやっぱりディーラーって楽しそう!

今日はありがとうございました。

 

今回わかったこと

・ディーラーの給与体系は国によって違う

・日本にカジノができたときの給料はまだわからない

・ディーラーは楽で楽しい(って言っちゃっていいのか)

 

次回は、ディーラーって実際カッコイイのか?に迫る!

お楽しみに~

 

続く・・・