【連載】人気ポーカー実況アナウンサーてらこ「世界のカジノはこんなところ」⑦

2018/12/08

この記事では、Resortline特別企画として、ポーカー実況アナウンサーである寺崎美保子(てらこ)さんの連載をお送りします。今回は、マレーシア唯一のカジノリゾート、ゲンティンハイランドのお話。ポーカー界の超人気実況アナウンサー、てらこさんの連載記事をぜひお楽しみください!

私がゲンティンハイランドへ行けた理由

ボードゲーム「スクラブル」がつなぐ縁

画像:ボードゲーム「Scrabble(スクラブル)」

突然ですが、皆さんはScrabble(スクラブル)というゲームをご存知ですか?日本では、あまり知られていないかもしれませんが、アメリカやイギリスなどでは1家に1つあるといっても過言ではないほどメジャーなボードゲームと言えます。

このゲームはアルファベットが記された100枚のタイルを並べてスクラブル辞書に載っている英単語を作り得点を競うものなのですが、覚えることが世界一多いため、ポーカー以上に極めるのが難しいものです。

スクラブルの世界大会に参加すべく世界を飛び回った

パズル作家である私はスクラブルと出会い、世界大会にチャレンジするためにタイのバンコク、マレーシアのペナン、アメリカのラスベガスへと行きました。いざ、大会で勝負を挑むのですが、英語を母国語としない日本人の私は、現地の子どもにも勝てず大敗。次第に対戦相手もいなくなり、ただただ暇を持て余してしまう状態に陥るのです。

そんなとき、私は会場を出て街を散策するようになります。

カジノライフの幅を広げたマレーシア・ペナンでの出会い

マレーシアのペナンは5本の指に入る日本人が住みたい場所として注目されています。常夏で寒さを知らず、物価が安いことが人気のカギ。ゴルフのラウンドだって500円もあれば回れるので、その安さに魅了される方も少なくはありません。

そんなペナンへはスクラブルの大会がキッカケで訪れました。ペナンの中心部にあるジョージタウンは街そのものが世界遺産に登録されていることもあり、大勢の観光客が訪れています。

ペナンで出会った李(リー)さんと私の共通点

画像:ナイトマーケットで露店を切り盛りする李(リー)さん。

ツアーでペナンへ行くとナイトマーケットでの買い物はボッタクリにあうので、気をつけなさいと言われます。そのため、普通であればナイトマーケットで声をかけられても警戒するのですが、スクラブルの大会を抜けてひとりぼっちだった私は話し相手になってくれた片言の日本語を話す現地の客引きすら仲良くなりたいと願っていました。

客引きだった李(リー)さん

名刺を渡すと、相手もすぐに連絡先を教えてくれました。

「またペナンにおいでよ。いろいろ案内してあげるから」

そう、言ってくれたのは中国系マレー人の李(リー)さんでした。

ペナンから車で5時間…そうだ、ゲンティンハイランドへ行こう!

画像:ゲンティンハイランドにあるカジノ「モンテカルロ」。

李さんと話をするうちに、お互いがギャンブル好きという共通点に気が付きます。

彼から、

「遠いけど、ゲンティンハイランドへ行ってみる?」

と、提案されたのですが、それ、どこよっていう話になり、さらに詳しく聞くことに。

マレーシア唯一のカジノリゾート、ゲンティンハイランド

ゲンティンハイランドはマレーシアに唯一あるカジノリゾート。山頂にあるため、常夏のマレーシアからは想像できない肌寒さ。そのため、ある程度の防寒対策をして向かわなければなりません。

また、ゲンティンハイランドはペナンから車で5時間以上かかるので決して近くとは言えません。それでも李さんは、ドライブがてら私をゲンティンハイランドまで連れて行ってくれたのです。

そこは…まるで夢のような世界でした。カジノだけでなく遊園地もあるのでファミリー層もいっぱい訪れていました。

通ううちにハマったバカラの魅力

カジノについてですが、最も遊びたいテキサスホールデムは残念ながら、そこにありませんでした。しかし李さんはバカラが大好きということだったので一緒にテーブルに座り、遊び方を教えてもらう機会に恵まれたのです。そのときは正直、バカラの楽しさを理解できなかったのですが、次第にカジノへ通うようになりだんだんハマっていくようになりました。

 

ところで、私はゲンティンハイランドへ2度、行っています。そちらも李さんと一緒に行ったのですが、このエピソードについては別の機会に書きますね。

 

続く…

 

寺崎 美保子(てらさきみほこ)。テキサスホールデムポーカー歴12年。
AJPCや夕刊フジ杯ポーカー王位決定戦などの実況を担当。
著者「人気実況者てらこの はじめてのポーカー テキサスホールデムで勝つ」KADOKAWAより絶賛発売中!

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