ハワイアンダンス

ハワイの歴史と文化を感じることができるハワイアンダンスの魅力

2018/12/03

ここ数年、日本でも人気が出ているのが、ハワイアンダンスです。フラダンスに象徴されるように、教室がたくさん開かれてあり、各地の観光地でパフォーマンスも楽しめます。

日本でも身近になり、人気の高いハワイアンダンスとは、一体どんなものなのか、この記事ではその人気の理由と魅力について紹介していきます。

ハワイアンダンスってなに?

ハワイアンダンス
フラダンスとしても有名な、ハワイアンダンスは、日本人にも馴染みがあり、人気のダンスです。ハワイアンダンスは、神聖で世界一美しい踊りとも言われています。

太平洋の美しい空と、豊かな自然に囲まれたハワイには、昔、文字がありませんでした。

人々は、美しい自然と神と共存する暮らしを送り、文字を使っていなかった人々は、踊ることにより、信仰や歴史、神や自然への感謝などを伝える手段としていました。これが、ハワイアンダンスの由来となります。

ハワイでは、全てのものに、精霊が宿ると信仰されております。ハワイ王国の第7代国王のデイヴィッド・カラカウア王は、踊りは心の言葉でありハワイアンの鼓動であると、語ったとも伝えられています。

ハワイアンダンスは、単なる踊りの一種ではありません。神に捧げる踊りであり、宗教的な儀式としての意味もある踊りです。詠唱、太鼓の音を使って、歴史の継承や神への感謝など、多くの意味を持ち、表現しているのがハワイアンダンスです。

一時期ハワイアンダンスを禁止されている時期があった

1820年に、ハワイにプロテスタントの宣教師がやってきます。すると、ハワイアンダンスの一部であるフラを、異教徒の踊りとして断罪、禁止します。

デイヴィッド・カラカウア王に禁止令が解かれるまで、約50年の間、フラダンスやサーフィンなどの文化的な行為が、一切行われることはありませんでした。

そして、1980年代には、日本人も海外旅行に行くようになります。すると、ハワイが新婚旅行先として人気になり、ハワイアンダンスの知名度も上がっていきました。

ハワイアンダンスは男性もする

ハワイアンダンスといえば、圧倒的に女性のイメージが強いですが、実は男性のダンサーもいます。カネフラと言い、男性独特のパワーは、圧倒されるほどの踊りです。

足腰を鍛え、筋肉質の体なのが、男性ダンサーの特徴でもあります。曲によって、男性と女性が同じ振り付けや、別の動きなど多様なバージョンがあります。ペアで踊る曲もあります。

また、声も魅力の一つです。男性の低い声は、神聖で大自然の力強さを感じさせます。パワーのあるステップや、低温で響く声、キレのある動きなど、女性ダンサーとは違った表現力と魅力がありますよ。

ハワイアンダンスに使われる曲ってどんなもの?

ハワイアンダンス
ゆったりと、優雅に流れるハワイアンソングは、気持ちも落ち着くため人気が高いです。そんな曲を使ったハワイアンダンスには、人気の曲も多数あります。初心者から上級者まで、誰でも耳にしたことがある人気の曲も多いです。

ここからはハワイアンダンスに使われる曲を紹介していきます。

ハワイアンダンスの定番曲 アロハ・オエ

一番、定番となっている曲は、アロハ・オエです。アロハ・オエ~の歌詞で、一度聞いたら耳に残る定番の曲です。

ハワイ王国第8代女王リリウオカラニによって作られた曲で、世界中で知られている代表曲でもあります。

日本人に人気の高い曲 ラブリーフラハンズ

日本人に人気の曲といえば、ラブリーフラハンズです。

イントロから、ハワイらしい曲調で、振り付け曲としても人気です。

激しい曲調が特徴のカイマナヒラ

激しい曲調が好きな人には、カイマナヒラがおすすめです。カイマナヒラは、ハワイ音楽の父と呼ばれるチャールズ・キングにより作られた曲です。アロハ・オエの作者である、ハワイ王リリウオカラニの生徒としても知られています。

ダイアモンドヘッドを意味している音楽で、神の偉大さと、壮大な自然を表現しています。

初心者にも踊りやすいのはフキラウソング

初心者でも踊りやすくておすすめなのは、フキラウソングです。

地引き網の様子を歌っており、ハワイの生活の姿が描かれています。

結婚式の定番 ハワイアン・ウエディング・ソング

結婚式の定番曲といえば、ハワイアン・ウエディング・ソングです。Ke Kali Nei Auの名前でも知られています。

1961年11月に初上映された映画、Blue Hawaiiでも使われています。結婚式という、お祝いの気持ちを込めて踊れる曲です。

ハワイアンポップの定番 パーリーシェル

ハワイアンポップの定番といえば、パーリーシェルです。真珠貝の歌とも言われています。1960年代を代表する、ハワイアンポップの曲です。

人気のラジオ番組の司会者であったウェブリー・エドワーズが歌詞を書き、メロディは、古くから伝わる歌であるPopo O Ewaが使われています。歌詞の最後は、真珠貝よりも、君を愛しているという、ラブソングです。

ハワイアンダンスの振り付けと意味

ハワイアンダンス
ハワイアンダンスは、古くは文字の代わりに使われていたので、動きの一つ一つに意味があります。

例えば、両手を胸の前で重ねるポーズは、私を意味しています。逆に、手のひらを下にして、前に差し出すのは、あなたを意味しています。手のひらを下にして、広げた両手を、胸の前で交差する動きは、愛情を表現しています。

このように、歌の歌詞や意味に合わせて、それぞれの動きで言葉を表現しているのが、ハワイアンダンスです。ハワイの象徴でもある花は、手のひらを上に向けて、指で蕾を作ります。大地は、両手を左右に大きく広げ、両手を斜め上にすると山になります。

また、カヒコと呼ばれる伝統的なダンスと、アウアナと呼ばれる近代的なスタイルでも、踊り方が違います。カヒコの方は、シンプルな装飾で、打楽器と詠唱に合わせて踊ります。

ハワイアンソングに合わせて踊るのは、アウアナの方です。

基本的なステップには、カホロ、カオ、ヘラなどがあります。基本的には重心を落とし、左右への移動をする動きになります。重心の移動は、ハワイアンダンスでは基本中の基本であり、腰を手に当てて練習するのが、よく行われる練習法です。

ハワイアンダンスはハワイを身近に感じられる!

ハワイアンダンス
ハワイの美しい海や、青空、壮大で豊かな自然を表現しているのが、ハワイアンダンスです。

歴史のある神聖な踊りで、ハワイの文化を知り、教養も身につく、大変意味のある文化的なダンスですよ。日本人にも身近なハワイを、もっとよく知ることができるのも、ハワイアンダンスの魅力となっています。