ミラベル宮殿

愛が産み出した巨大建築!オーストリア「ミラベル宮殿」の歴史秘話に涙が出そう…

2018/12/21

オーストリア中北部の都市・ザルツブルクを代表する観光スポットと言えば、美しい庭園と荘重な意匠を有する「ミラベル宮殿」が有名。

映画史に残るミュージカル劇の傑作『サウンドオブミュージック』のロケ地としても知られるこの地は、映画ファンの間でも作品を象徴する場として認知されています。

現地ではそんな「サウンドオブミュージック」ゆかりの地で記念撮影をする人も多いようですが、もちろん、宮殿の楽しみ方はそれだけではありません。

オーストリアの歴史を見守る「ミラベル宮殿」

ミラベル宮殿が築造されたのは、17世紀初めのこと。宮殿は、当時の大司教ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ラテナウが、愛する女性・サロメのために建てさせたと言われています。

その後、今日に至るまでの400年以上の長い歴史の中には、様々なドラマがありました。

19世紀初めには大規模な火災が宮殿を襲い、続く20世紀には第1次大戦、そして第2次大戦と、ナチスドイツによる占領がオーストリア全土を襲いました。

オーストリアの歴史の転変を、宮殿は静かに見守ってきたのです。

ちなみに、18世紀の火災による焼失を免れた「大理石の間」は、現在はコンサートホールや結婚式場としても使用されています。

17世紀、恋人への贈り物として建てられた宮殿が、想像を絶するような多くの苦難を経て――今は永遠の愛を誓いあう場になっているなんて、なんだかロマンチックですよね♪

アクセス

ミラベル宮殿があるのはオーストリア中北部の都市・ザルツブルグ(地図)

中心部のザルツブルグ中央駅からは1キロメートルほどしか離れておらず、また人気の観光地ということもあって、地下鉄・バス路線もすぐ近くを通っているため、現地へのアクセスは非常に容易です。

なお、徒歩での道順についても「エリザベート通りを道なりに南下するだけ」と非常に明快なので、街歩きを楽しみながら現地に向かうのもいいかもしれませんね。