黄山

天下一の美しさ!神秘的で圧倒的な魅力を誇る中国の秘境「黄山」

2019/01/29

中国東部の黄山は映像や写真で見たことがある人も多いと思います。黄山は世界遺産の一つで天下一の美しさといわれる景色を味わうことができる場所です。

しかし、風景は知っていても他にどのような観光地があるのか、どのようにしていくのかなど詳しい情報を知らない方もいるでしょう。

この記事では、中国の黄山について、場所や観光スポット、交通事情などをご紹介いたします。

黄山ってどんな場所?

黄山
黄山は世界遺産の1つで、中国東部に位置しています。中国の水墨画のような美しい山水風景が有名で、「黄山を見ずして、山を見たと言うなかれ」と言われるほど、古代から多くの人々を魅了してきた山々です。

黄山の歴史は約2億年以上前にさかのぼります。

黄山はそもそも地殻変動によって、陸が少しずつ隆起してできたものです。表面に亀裂が生じて、雨の浸食を受けながら、現在のようなゴツゴツとした岩肌になりました。自然にしか作り出せない、天然の岩は世界中の人々を魅了しています。

「黄山」の名前の由来は、古代中国にいた漢民族の先祖と言われる皇帝(黄帝)が仙人になるための修行をしていたことにあります。何世紀もの時を経て、唐の玄宗皇帝が「黄帝」にちなんで「黄山」と名づけました。

また、黄山は「東洋の神秘」であり、水墨画の起源ともされます。多くの文化人や芸術家がこの黄山からインスピレーションをもらい、様々な作品を残しています。

雲海や霧などによって、幻想的な景色が作られるところが黄山の最大の魅力と言っても良いでしょう。

関連記事
自然豊かな「アンデス山脈」の基本情報 おすすめ観光スポットを紹介!
壮大な自然を味わえる「アルプス」の魅力を紹介 アルプスの基本情報も解説!

黄山の基本情報

黄山の入山料は、季節によって異なります。3月1日から11月30日までは230元、12月1日から2月28日までは115元です。登山ルートによっては、上りと下りでそれぞれ料金がかかるところもあります。なお中国元のレートは2019年1月時点で1元=約16円となっています。

営業時間は現地時間で朝の6時半から夕方4時半までです。

個人で行くには場所が少し遠いので、黄山のツアーが組まれています。一般的なツアーの値段は15,000円前後が相場で、オプションや季節、イベントにより値段が変わります。

1日ではなく、何日間かかけて見学したいという人は、黄山近くのホテルを利用しましょう。近年では、観光客のために新しいホテルもできているため、高級感のある、見晴らしの良いホテルが多いですよ。

日本から黄山への行き方

日本から黄山へは、直行便がありません。北京や上海などの都市部から飛行機を乗り継いで行くことができます。最寄りの空港は黄山屯渓空港で、北京からは約2時間、上海から約1時間~1時間半で到着します。

空港からは、黄山行きのバスで行くことが可能です。

また、時間の関係で飛行機が使いにくい場合には、高速鉄道で行くことも可能です。北京からは約7時間かかりますが、その他の地域からも乗ることができるので、中国国内、各地から黄山へ向かうことができるでしょう。

他にも中国国内の都市からは、長距離バスやVIPバスなども出ています。

関連記事
燃油サーチャージを出来るだけ抑えてお得に旅行をしてみよう!日本の燃油サーチャージを紹介
海外旅行の際にかかる費用の燃油サーチャージってなに?仕組みを紹介

黄山のベストシーズン

黄山は、四季折々で風景が異なり、どの季節も神秘的のため、いつでもベストシーズンといえるでしょう。

晴れている日は、奇松や怪石をじっくりと見ることができ、曇っている日は雲海が広がるため神秘的な風景を楽しむことができます。雨の日はわき出した泉を探したり、雪の日は霜や雪を見ながらゆっくりと温泉に浸かることができます。

年間の平均気温は7.8度です。標高が高いため、少し寒いですが、夏の気温は平均で35度なので、時期によって服装を考えていった方が良いでしょう。また、4月から6月までの3カ月間は雨が集中的に降る時期なので、雨の対策も忘れないようにしましょう。

黄山の4大景観

黄山には4大景観と呼ばれている見どころがあります!

ここからは黄山の4大景観である、黄山奇松、雲海、黄山怪石、黄山温泉の紹介をいたします。

黄山のシンボル!黄山奇松


黄山奇松は黄山のシンボルともいえるスポットで、黄山を訪れたなら必ず見たい場所です。

その名の通り、形が奇妙な松が多く生えています。硬い岩山に根を張って、逞しくそびえている様子は、見る人を勇気づけることでしょう。高山の中には、100本以上の奇松が存在します。

その中でも、トップの奇松と言われているのが、玉屏峰(ぎょくへきろう)の東側にある「迎客松」です。樹齢800年の松で、黄山の歴史と共に歩んできました。高さも10メートルあるので、目の前で見ると圧倒されますよ。

神秘的な景色を作り出している雲海

黄山では神秘的な景色を作り出す雲海を眺めることができます。山の間に広がる雲海は黄山ならではの景色ですよ。

黄山の雲海は雨や雪が降った後、特に見やすくなると言われています。また、11月から3月は雲海を眺めるのに最高の季節となっているため、雲海を観光の目的としている方はその時期を狙って訪れてみると良いでしょう。

角度によって見え方が異なる黄山怪石

黄山怪石は、その名前のごとく怪しい奇妙な石がある場所です。

黄山にそそり立つ岩山で、その形は峰ごとに異なります。また、角度によって見え方が異なり、全く別物に見えるという美しさがあります。見え方が異なる現象から怪石という名前がつけられました。

それぞれに名前が付いていたり、中には間に橋がかかっている巨大な岩まであります。これらの黄山怪石がある場所はよく霧がかかる地域であるため、霧がかかった時は桃源郷のように神秘的だと言われています。

温泉好きには堪らない黄山温泉

黄山
黄山には海抜850メートルの紫雲峰を源にした温泉があります。

黄山は年間400トンもの源泉を出しているため、周辺には温泉がいくつかあります。硫黄の匂いを感じさせず、湧き出る温泉を飲むこともできるそうです。

黄山温泉からは、冬には雪景色が見られるため、観光客にも人気があります。登山で疲れた体を温泉で休めることもできるので、温泉好きの方はぜひ足を運んでみてください!

関連記事
人気アクティビティ「トレッキング」の基本情報 国内と海外のオススメコースを紹介!

壮大な規模の秘境、黄山へ!

黄山
約2億年も前から自然の力だけで存在している黄山は、見ごたえのある観光地の1つです。幻想的な風景を感じ、桃源郷とも呼ばれています。

黄山だけでなく、周辺の地域にも歴史を感じさせる街並みや歴史的建造物等が残されています。グルメや温泉も合わせて観光の計画をすると、世界の絶景と共に味わうことができるでしょう。