エカテリーナ宮殿

サンクトペテルブルグ旅行ならぜひ!ロシア「エカテリーナ宮殿」の解説

2019/02/09

バロック様式の最高峰である、ロシアのエカテリーナ宮殿をご存知でしょうか?文豪・ドストエフスキーの数々の作品の舞台となったサンクトペテルブルグに旅するなら、ぜひ、エカテリーナ宮殿へ足を運んでみて下さい。

この美しい宮殿は、サンクトペテルブルグから、南へ約25キロのところにある避暑地、ツァールスコエ・セローにあります。宮殿などが集まる美しい避暑地のツァールスコエ・セローには、世界中から観光客が訪れていますよ。

この記事では、避暑地・ツァールスコエ・セローの中心的な観光地でもあり、エカテリーナ1世、2世などの女帝達に長く愛され続けたエカテリーナ宮殿の紹介をいたします。

エカテリーナ宮殿ってどんな場所?

エカテリーナ宮殿
エカテリーナ宮殿は、ツァールスコエ・セローにある宮殿です。

エカテリーナ宮殿は、18世紀の始めにピョートル大帝が、后である後のエカテリーナ1世に夏を過ごすために与えた離宮です。宮殿の名もエカテリーナに因んで名付けられました。

後に、ピョートル大帝とエカテリーナ1世の娘であるエリザヴェータがエカテリーナ2世に即位すると、イタリアから招いた建築家ラストレッリに現在のようなバロック様式へと改築させました。

また、夏の宮殿として建築されたこのエカテリーナ宮殿を訪れるなら、夏の時期がぴったりでしょう。宮殿には、窓が多く嵌め込まれており、美しいガラスが使われています。夏の陽光が差し込むとその眩しさと美しさに目が眩みそうになりますよ。

エカテリーナ宮殿までのアクセス

サンクトペテルブルグから移動する場合は、サンクトペテルブルグ駅から鉄道を利用し、ヂェッツコエセロー駅で下車した後、バスを利用してエカテリーナ宮殿まで向かいます。

また、バスを利用する場合は、メトロ2号線のモスコフスカヤ駅付近のレーニン像が建つ広場に、ツァールスコエ・セロー行きのマルシュルートカ小型バス乗り場があります。そこから30分程で到着です。

エカテリーナ宮殿のチケット情報と開館時間

エカテリーナ宮殿の開館時間は以下の通りとなります。

開館時間
11月-4月:10.00–16.45
6月-8月:12.00–18.45
5月&9月:12.00–17.45
10月1日-11月5日:12.00–16.45
閉館日
5月-9月:毎週火曜日
10月-4月:毎週火曜日&毎月最終月曜日

入場料は、大人が700ルーブル(約1200円※2019年1月)で、学生は学割があるため350ルーブル(約575円※2019年1月)で入館することができます。また、16歳未満は無料となっていますよ!

また、入場料はあくまでエカテリーナ宮殿のみの入場料になります。施設・特別展などは別途各料金を払うことになります。また、団体での見学は事前に予約が必要となるため、あらかじめ確認するようにしましょう。

エカテリーナ宮殿のチケットは、現地で購入できますが、非常に人気があるため当日券は午前中でSOLD OUTとなってしまうことも少なくありません!朝早く訪れることで、運良くチケットを入手できることもありますが極力事前にチケットは入手しておきましょう。

宮殿内の観光所要時間目安は約2時間となっています。

エカテリーナ宮殿を見学する場合はツアーがおすすめ!

エカテリーナ宮殿を見学する場合は、現地でのツアーがおすすめです!

エカテリーナ宮殿の現地ツアーは、モスクワにあるカッサ(KACCA)と呼ばれるチケットブースで購入することが出来ます。カッサは長方形の小屋のような形をしているのですぐに見つけられるかと思います。

カッサではバレエなどの観劇チケットだけでなく、観光地へのツアーチケットも売られていますのでぜひ利用してみて下さい。

エカテリーナ宮殿へのツアーの場合、ツアー所要時間は約5時間、往復移動・宮殿入場料・ガイド料金など全て込みの約5千円で購入することができますよ。

エカテリーナ宮殿の見どころ

エカテリーナ宮殿には美しい見どころがたくさんあります。

ここからは、その中でも特に注目してほしい「琥珀の間」「大広間」「白の主食堂」の3つを紹介いたします。

24年もの歳月をかけて再現された琥珀の間


エカテリーナ宮殿の最大の見どころと言っても過言ではないのが、琥珀の間です。

琥珀の間はプロイセン王が作らせ、後にピョートル大帝へ贈られたとされています。その内部は形成に1000年はかかると言われている琥珀で覆い尽くされ、美しく贅沢な作りになっていたそうです。

しかし、その琥珀の間は第二次世界大戦時にナチスドイツによって、装飾品の全てを奪われてしまいました。現在も装飾品の行方はわかっていません。

現在の宮殿内にある琥珀の間は、2003年に「サンクトペテルブルグ建都300年記念」に合わせて24年もの歳月をかけて再現されたものです。多くのお金と人々の努力によって再現された琥珀の間は思わず息をのんでしまうような美しさとなっています。

コンサートも開催される大広間

1791年、ロシアに漂着した伊勢の商人である大黒屋光太夫がエカテリーナ宮殿の大広間でエカテリーナ二世に謁見したことは日本でも広く知られています。

ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を模して作られたこの大広間には、ロシアの勝利と題した美しい天井画があり見るものを圧倒していますよ。黄金色のカーヴィングが見事な細工や床などからも、贅沢で豪華な魅力を感じられます。

現在、この大広間ではコンサートも時々開かれています。

ロシア皇帝一家の暮らしぶりを体感できる白の主食堂

エカテリーナ宮殿
皇帝一家が毎日食事をし、時には親しい知人との会食も楽しんだという宮殿内の美しいカフェテリアが白の主食堂です。食堂内は白とゴールドから成る縁飾りを基調とした贅沢な調度品で統一されていますよ。

テーブルにかけられた大きなひだのあるテーブルクロスの飾りつけは、18世紀当時の伝統的なデコレーションとなっています。こだわりを持って再現された細部からはかつてのロシア皇帝一家の贅沢な暮らしぶりを知ることができます。

贅沢で豪華なエカテリーナ宮殿の美しさを体感しよう!

エカテリーナ宮殿
広い庭園にそびえ建ち、美しい内装と豪華な調度品で溢れたエカテリーナ宮殿は、ロシア帝国の栄華の極みです。この壮麗な空間に身を置きながら、時空を超えて帝政時代のロシアに思いをはせてみてはいかがでしょうか。

ぜひ、ロシアへの旅行を考えている方はエカテリーナ宮殿への訪問も検討してみてください!