ポタラ宮殿

入国手順が厳しいチベットの神聖で美しい観光地「ポタラ宮殿」の魅力に迫る!

2019/02/10

夜になるとライトアップされるポタラ宮殿。山にそびえるその宮殿は、圧巻のスケールと迫力で訪れる者を驚かせます。

ポタラ宮殿があるチベットは外国人の入国手順が厳しいことでも知られていますが、ビザや許可証を取ってでも一度は訪れてみたい国の一つです。

この記事では、世界最大級にして垂直のベルサイユとも呼ばれている、ポタラ宮殿について紹介をいたします。

ポタラ宮殿ってどんな場所?

ポタラ宮殿
ポタラ宮殿は、チベットの拉薩(ラサ)西部に位置するマルポリ(紅山)にあります。

マルポリは観音菩薩が降り立ったとされるチベットの有名な丘です。標高3600メートルの拉薩にそびえるポタラ宮殿はチベットのシンボルでもあり聖地です。その巨大な雄姿はまるで山と宮殿が一体化しているように見えるでしょう。

ポタラ宮殿の高さは約117メートル、東西の長さは約360メートルでおよそ千もの部屋があると言われています。建築面積はなんと約13万㎡!

宮殿はほとんどが白い壁ですが一部だけ赤い壁の場所があります。白い部分が白宮(はくきゅう)・赤い部分が紅宮(こうきゅう)と呼ばれています。

ポタラ宮殿の建設に関する話は諸説ありますが、ポタラ宮殿のポタラとは、観音菩薩の住処である「補陀落(ふだらく)」と言う意味があるそうです。また、観音菩薩の化身とされる歴代のダライ・ラマの宮殿であり、霊廟でもありました。

歴代のダライ・ラマ達が増改築を重ね、現在の宮殿の姿となったのはダライ・ラマ13世の霊廟が完成した1936年です。

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ポタラ宮殿の基本情報

ポタラ宮殿の営業時間は、9:00~14:00と短くなっているので、観光する時間には注意しましょう。

入場料は200元(日本円で約3243円※2019年1月)となっています。

また、チベット市内からポタラ宮殿まではバスを利用します。

ポタラ宮殿を訪れる際の注意点

ポタラ宮殿
ポタラ宮殿を訪れる際には様々なことに注意しなければなりません。

ここからはポタラ宮殿を訪れる際の注意点「チベット入国にはパーミットと中国ビザが必要」「チベット観光はツアー申込が必須」「持ち物と服装に制限がある」「高山病対策が必要」「ポタラ宮殿内は撮影が禁止」の5つを紹介いたします。

チベット入国にはパーミットと中国ビザが必要

ポタラ宮殿に行くためには、まず入国許可書を手に入れることが前提です。チベットを訪れる際には必ずチベット入域許可証、通称パーミットが必要となります。パーミットを用意しないとチベット内には入域できません。

また、事実上中国の管理下におかれているチベットへの入国は、中国ビザも必要です。どちらも旅行をする2・3か月前から準備をしておくことをおすすめします。

チベット観光はツアー申込がおすすめ

チベット観光をする際は事前に旅行代理店にツアーを頼むことをおすすめします。ポタラ宮殿に訪れる人の大半はツアーで訪れています。

個人旅行のように自由に動くことは出来ませんが、ツアーで行動した方が何かと安心できますよ。

持ち物と服装に制限がある

ポタラ宮殿の観光では、持ち物と服装に制限があります。

例えば、宮殿内へのライターや水の持ち込みは禁止です。また、女性はスカート禁止・帽子は建物内ではとるなどの細かいルールもあるので、必ず従いましょう。

高山病対策が必要

チベットを旅行する際には必ず高山病対策をしましょう。

青藏鉄道でポタラ宮殿に向かう場合は、23時間をかけてゆっくりチベット方面に向かうため、高山病の危険は減ります。

しかし、飛行機で行く場合は飛行機を降りたその瞬間から周辺の酸素濃度が平地の約70パーセント以下となっているので、前もって低酸素に体を慣らす必要があります。ネパール方面からチベットへ入国する方が高山病リスクを減らせますよ。

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ポタラ宮殿内は撮影が禁止

ポタラ宮殿内部は写真撮影が禁止されています。ポタラ宮殿前、ポタラ宮殿広場のジョカン寺(大昭寺)の周囲には武装した軍人がたくさんおり、写真撮影をする観光客に目を光らせていますよ。

宮殿内で撮影をするとカメラは没収されますので、現地のルールは必ず守ってください。

ポタラ宮殿の観光手順

ポタラ宮殿の観光手順は、正門から入る→白宮を見物→階段に沿って上がって行く→山頂の紅宮見物→紅宮を出て西門出口から退場という流れが一般的です。

また、ポタラ宮殿で一番大きく(高さ148.5メートル)立派なダライラマ5世の霊塔は忘れずに観光しましょう。チベット仏教で中心的役割を果たしたポタラ宮殿の壮大な歴史に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

ポタラ宮殿のおすすめの見どころ


ここからはその中でも特におすすめの「ポタラ広場」「白宮」「紅宮」の3つを紹介いたします。

観光客など多くの人々が行き交うポタラ宮殿広場

ポタラ宮殿から正面を見下ろすと、ポタラ広場(Potala Square)が見えます。

昔はポタラ宮殿前に大きな池や村があったそうですが、今では観光客や巡礼の人々が行き交う場所となりました。広大なポタラ広場では時計回りにポタラ宮殿の周囲を巡る、多くのチベット巡礼者に遭遇することでしょう。

白宮はダライ・ラマの生活と政治の場

白宮はダライ・ラマの生活と政治の場です。

白宮の入り口まで続く階段は気が遠くなるほど長く、時々座り込んで一休みする観光客も目立ちます。

紅宮は宗教的な儀式を行う場

紅宮は歴代ダライ・ラマの霊廟を中心に宗教儀式を行う場となっています。

紅宮の頂上には金色の「金頂」と呼ばれている屋根が見られますよ。

チベット旅行にポタラ宮殿は欠かせない観光スポット!

ポタラ宮殿
チベットへの旅行なら、閑散期である冬が料金も安くツアーを組めるためおすすめです。チベットの冬は厳しい寒さのイメージがありますが、日中は日差しが強くて暖かいです。そんなチベット旅行にポタラ宮殿は欠かせない観光スポットです。

チベット旅行を考えている方はポタラ宮殿へぜひ足を運んでみてください!