テーブルに並ぶインド料理と香辛料

豆や野菜が中心の「インド料理」を解説! インド料理でおすすめのスイーツも紹介

2019/03/14

日本でも馴染みのあるインド料理。日本国内にもインド料理のお店が多くありますよね。中にはインドの方が出しているお店もあるので、インドに行かなくてもインド料理を味わえてしまえてしまう幸せな時代です。

しかし、本場のインド料理と日本国内で提供されているインド料理には違いもあります。

この記事では、そんなインド料理にスポットを当て紹介をいたします。

インド料理ってどんな料理?

テーブルの上のインド料理とナン

インド料理は、日本料理、フランス料理、イタリア料理などに並ぶ世界的に有名な料理の一つです。様々な香辛料(スパイス)を使っているという特徴があります。

インドでは宗教の関係上、菜食主義者と非菜食主義者の二つに大きく別れています。

菜食主義者は、脂やゼラチンを含む全ての動物の肉や動物を原料としている食材(卵も含めて)を料理に使用しません。ただし、動物を傷つけずに得られる乳製品などは使用します。

豆類、殻類、ナッツは使用しているため肉を口にしなくても栄養はとれていますよ。ヒンドゥー教やシーク教の寺院などで無料で参拝者に振舞われている料理が菜食料理です。

そのため、レストランなどの席は、肉を食事に取り入れる伝統がある非菜食主義者と、菜食主義者完璧は分けられており同席することはありません。

また、インド料理は香辛料を多く使用し、コショウ・赤唐辛子・コリアンダー・ナツメグ・シナモンなど100種類を超える香辛料があります。香辛料の組み合わせやブレンド具合で地方や各家庭の味が決まっています。

インド料理の中でも特に代表的なのが香辛料を使った「カレー」です。南の地方では辛味が強い特徴があります。また、インド北西部では、イスラム文化の影響から羊肉や鶏肉をヨーグルトと香辛料に漬け込んで焼いた「タンドリーチキン」が有名となっています。

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インド料理を食べる際のマナー

インドでは、ヒンドゥー教、イスラム教、スィーク教、ジャイナ教、キリスト教、仏教など、多くの宗教がありますよ。その中でも、イスラム教・ヒンドゥー教は食事に関して厳しいマナーがある事が特徴です。

また、インド特有の食事マナーも存在していますよ。

ここからは「イスラム教」「ヒンドゥー教」の2つの食事マナーとインド特有の食事マナーを紹介いたします。

ヒンドゥー教は牛肉が一切禁止!

ヒンドゥー教は、牛を神聖視しているので、牛肉を食べるという行為が一切禁止されています。

また、輸入食材の中にはビーフエキスが入っているものもあるので、神経質な人だとそれも確認する人がいるほどです。

イスラム教は豚肉を口にしない

イスラム教の人々は、豚を「汚いもの」「穢れた(けがれた)もの」と考えているため、イスラム教の人達はポークがNGです。

お肉を食べる場合は、チキンやマトン(羊の肉)を食べるのが一般的となっています。

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インドでは左手を使って食事をしてはいけない

インドには、「ジューター」という、「穢れ」という意味の言葉があります。

インドでは、左手をジューターと考えているため、食事の際に左手を使って何かを食べるということをしてはいけません。左手を使わずに食べることは難しいことですが、インドに行ったときには極力左手を使うことは避けましょう。

また、人が口をつけたものもジューターにあたるため、特別に避けることが多いです。回し飲み、人のお皿にあるものを味見する、食べかけのものをあげたりもらうなどの行為は控えましょう。

最近ではスプーンを使うことも増えてきましたが、インドに滞在をしている際には手で食事をする機会が必ず訪れるかと思います。カレーやポロポロするようなお米を手で食べることは最初は難しいとは思いますが、食事のマナーなどはその国に合わせることも大切です。

インドに行った際は手を使った食事にぜひ挑戦してみてください!

インド料理の定番食材と料理

ナンとチキン 3種のカレーの料理

インド料理には様々な食材が使われていますよ。

ここからは、インド料理の定番食材と料理「ナンやチャパティ」「野菜や豆」「スープ系」の3つを紹介いたします。

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主食として食べられているナンやチャパティ

インドでは、地方によって主食がパンの地域もあり、その際にはナンやチャパティが多く食べられています。

南部では、菜食料理が主流となるため豆を煮込んだ「ダール」という料理や、お米が主食として食べられていますよ。他には、タンパク源となる牛や水牛の乳の乳製品、沿岸地方ではココナッツミルクを味付けとし、魚を使ったカレーなどもあります。

野菜や豆を使用した料理も多い

基本的に野菜や豆を豊富に使用します。「サブジ」・「ポリヤル」・「トーレン」と呼ばれる野菜の蒸し煮、炒め物という意味の家庭料理もありますよ。

ジャガイモ・にんじん・ナス・オクラ・キャベツ・ゴーヤ・いんげんなど日本でも馴染みのある多くの野菜を使用します。

スープ系の料理にも豆や野菜が定番

スープ系の家庭料理として、「サーグ」と「ラッサム」などがあります。

サーグは、ほうれん草やからし菜などの青菜を煮込んだ料理で、ラッサムはトマトベースでタマリンド・生姜・にんにくを一緒に煮込んだ料理となっていますよ。

また、インド全国民に親しまれている国民食のひとつが「豆カレー」(ダール)です。使われている豆の種類はとても多く、数種類の豆を混ぜ合わせ、粉末などにして使用する場合もあります。

インド料理でおすすめのスイーツ

インド料理には実は美味しいスイーツもありますよ。

ここからはインド料理でおすすめのスイーツ「ソアン・パプディ」「グラブジャムン」の2つを紹介いたします。

ふわっとした食感が特徴のソアン・パプディ

ソアン・パプディは、口に含むとふわっとしていて溶ける食感はなんとも言えない驚きがありますよ。雲を食べているかのような、綿飴に近い感覚でほんのりとした甘さは思わず病みつきになってしまいます。

このふわふわな食感は、手延べ素麺と似た製造方法によって作り出されています。材料はひよこ豆の粉と小麦粉、油脂、アーモンドやピスタチオなどのナッツなどです。

インドでは日常的に食べられているお菓子の一つで、結婚式などのお祝いでも使われています。

世界一甘いと言われているグラブジャムン

グラブジャムンは、丸い小さなドーナツを甘いシロップに漬け込んだお菓子で世界一甘いお菓子として有名です。北インドからパキスタンにかけて広い範囲で愛されているお菓子の一つとなっています。

グラブジャムンの特徴は、とにかく甘いこと!ぜひ、一度その甘さを実際に体感してみてください!

インドに訪れて本場のインド料理を味わってみよう!

テーブルに並ぶインド料理と香辛料

インド料理について紹介をしてきましたが。インド料理の食事マナーは日本とはだいぶ異なる部分も多いため、最初はマナーなどで戸惑いがあったり失敗してしまうこともあるかと思います。出来る範囲で少しずつ挑戦してみましょう!

ぜひ、インド旅行に訪れて本場のインド料理の味を味わってみてください。

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