ウィンドサーフィンを楽しむ女性

マリンスポーツ「ウィンドサーフィン」を解説! 必要な道具や注意点も紹介!

2019/03/18

海で楽しむアクティビティには様々なものがありますが、手軽に体験できるマリンスポーツとして人気を集めているのが「ウィンドサーフィン」です。

この記事では、そんなウィンドサーフィンについて紹介をいたします。

ウィンドサーフィンってなに?

海でウィンドサーフィンをしている風景
ウィンドサーフィンとは、サーフボードにセイルを取り付けたものを使用し、風を受けたセイルで推進力を得ながら海面を疾走するマリンスポーツです。サーフィンとヨットを融合させたスポーツと言えます。

ウィンドサーフィンはアメリカのカリフォルニアで誕生しました。サーファーでソフトウェア会社の副社長だったホイル・シュワイツアー氏と、ヨットマンで超音速機の設計家だったジム・ドレイク氏の二人が考案したことが始まりです。

ウィンドサーフィンとヨットの違いは、マストです。

ヨットのマストは、ヨットに垂直に立てられているためマスト自体を動かすことはできませんが、ウィンドサーフィンのマストは360度自由に動かせます。ヨットのように舵がなくて操縦できるのは、マストが自由に動かせるためです。

また、ウィンドサーフィンは風を受けて進む原理なため、サーフィンのように波を待つ必要はありません。

ウィンドサーフィンは360cm以上の長さのボードが主流でしたが、強風や波を利用する様々な楽しみ方が生まれ、現在では250cmから300cmのボードが主流です。

1984年のロサンゼルス五輪からはオリンピックの正式種目となっています。

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ウィンドサーフィンに必要な道具①ボード部

ウィンドサーフィンを始めるにはいくつかの道具が必要となります。

ここからは、ウィンドサーフィンに必要な道具の「ボード部」について紹介をいたします。一般的には全体を「ボート」と呼んでいますが、「セイルボード」「フィン」「ユニバーサルジョイント」の3つで構成されている事が特徴です。

セイルボードはサーフボードに似た形状をしている

セイルボードは、サーフボードに似た形状ですが、サーフボードより強度が高い構造になっています。ボードの横流れを軽減する「タガーボード」が付属するロングボードと付属しないショートボードがあり、初心者は安定性の高いロングボードから始めます。

ある程度テクニックが身につけば、ショートボードの醍醐味でもある水面を疾走する「プレーニング」も楽しめますよ。

競技によって長さが異なるフィン

フィンは、ボードの後方の底についているヒレのような形状のものです。

ボードの横滑りをコントロールし、推進力と浮力を与える役目をしています。競技によってフィンの長さが異なり、ウェイブボードではフィンが2本から4本付いたものもあります。

ウィンドサーフィン最大の発明品!ユニバーサルジョイント

ユニバーサルジョイントは、ウィンドサーフィン最大の発明品とも言えるものです。

マストを動かすことでセイリングを可能にしたジョイントで、ラバー部分が360度回転し、動かしたい方向に自由に操作できる構造になっています。

ウィンドサーフィンに必要な道具②リグ部分

ここからは、ウィンドサーフィンに必要な道具の「リグ部」について紹介をいたします。

リグ部はボードよりも上の部分で、主に「セイル」「ブーム」「マスト」で構成されています。また、リグ部には、セイルを引き起こすための紐「アップホールライン」やハーネスと組み合わせてセイルと体をつなぐ「ハーネスライン」などのパーツがありますよ。

受けた風を推進力に換える帆のような役割を果たすセイル

ヨットの帆のように、受けた風を推進力に換えるのがセイルです。

風の強弱に応じて安定した推進力が得られるように設計されています。セイルの大きさは、競技目的などにより様々ですが、初心者は操作がしやすい軽くて小さめのものがおすすめです。

ブームはセイルを操作する役割がある

手で握り実際にセイルを操作する部分が、ブームです。

セイルを前後に動かすことで、速度や進む方向をコントロールします。

セイルを支える重要な柱!マスト

マストとは、セイルを支える重要な柱で、セイルから受けた風の力をボードに伝える役割もあります。

素材にはカーボンとFRP(繊維強化プラスチック)があり、カーボン素材のものはカーボンの含有量が高いほど推進力が高くなりますよ。

ウィンドサーフィンに必要な道具③装具

ここからは、ウィンドサーフィンに必要な道具の「装具」について紹介をいたします。

装具には、「ハーネス」「ウェットスーツ」などの体を守るものや、セーリングを補助するものがあります。

腰への負担を軽減できるハーネス

ハーネスはリグ部のハーネスラインに掛けてリグの引き込みをサポートするものです。

ウィンドサーフィンは腰に負担のかかるスポーツですが、ハーネスを付けることで腰への負担が軽減されます。

怪我や寒さから身を守るウェットスーツ

怪我や寒さから身を守ってくれるのがウェットスーツです。ウェットスーツを選ぶ際には、サイズが合わないと怪我をする恐れがあるため、体にピッタリと合ったものを選びましょう。

また、岩場などで転んでも怪我をしないように、グローグやブーツもあった方が良いでしょう。

ウィンドサーフィンのルール

ウィンドサーフィンには海上で事故が起こらないためにいくつかのルールがあります。

ジェットスキーやモーターボートなどのエンジンが付いたものは、ウィンドサーフィンよりも優先権があるので、進行の邪魔にならないように注意が必要です。

海水浴場や定置網のある場所、漁船が操業しているエリア、大型船の航路、湾内及び出入口はウィンドサーフィンの立ち入りは禁止されています。

ウィンドサーファー同士が向かい合った場合は、右手側に優先権があります。また、風下にいる方が風上にいる人より優先になるなど、様々なルールが定められていますよ。

ウィンドサーフィンのリスクと安全対策

ウィンドサーフィンは海という自然が相手であるため、怪我や事故の可能性は少なからずあります。リスクを回避するためにも、最低限の安全対策は不可欠です。

ここからはウィンドサーフィンのリスクと安全対策「天候」「道具」「体調」の3つに要点を置いて紹介をいたします。

天候に注意する

悪天候でなくても、急に天候が悪化することがあります。

天気予報を十分にチェックすると同時に、経験豊富なウィンドサーファーにその時の海の状態を確認することも大切です。

道具を入念にチェックする

セイルが破れていたり、マストの傷がついていたりすると大きな事故につながる危険性があります。

海に出る前には、セイルやマストの状態、ジョイントなど道具を入念にチェックしておきましょう。

万全の体調で準備運動を必ず行う

天気や道具が万全でも、ウィンドサーファーの体調が万全でなければ安心はできません。

二日酔いや睡眠不足などのまま海に出ると急な体調不良になる危険性もあります。万全に体調を整えて、海に出る前には準備運動をして体をほぐしましょう。

初心者でも安心してウィンドサーフィンが体験できる場

ウィンドサーフィン 江の島の夕暮れ
初心者でも安心してウィンドサーフィンが体験できる場所としては、「江ノ島」「逗子」「鎌倉」がおすすめですよ。

特に江ノ島は、ウィンドサーフィンのコースが確立され、ウィンドサーフィンのスクールが3つもある部分が魅力的です。

また、逗子は都内からも近く、サポートも充実しているので初心者でも安心です。鎌倉のウィンドサーフィンスクールは20年の歴史を誇り、様々なマリンスポーツが体験できます。

国内で十分にウィンドサーフィンを体験してから、海外で挑戦することをオススメしますよ。

ウィンドサーフィンW杯が世界で行われている

ウィンドサーフィンは国際的なスポーツとして認められ、ウィンドサーフィンのワールドカップが毎年世界各地で開催されています。

日本では、1993年に御前崎で開催、2018年には横須賀で開催され約30ヶ国・地域から男女約90人のウィンドサーファーがしのぎを削りました。

国際的なスポーツのウィンドサーフィンを体験しよう!

夕暮れ時にウィンドサーフィンを楽しむ女性
オリンピック競技にもなっているウィンドサーフィン。

観客として見るだけでなく、海の上で風をとらえて疾走するのも体験してみたいですね。国内で体験し慣れてきたら、海外で挑戦してみるのも良いかもしれません!

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