アメリカ ラスベガスの風景

カジノで手に入れた賞金に税金ってかかるの? カジノの税金事情を解説!

2019/03/19

一攫千金の夢が見られるのもカジノの魅力ですが、万が一カジノで大金を手に入れた場合、税金がかかるのかどうか気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、カジノにまつわる税金について紹介をいたします。

海外のカジノで勝った場合の税金はどれぐらい?

ドルの表示された金色のスロットマシーン

日本人が海外のカジノで勝った場合には、2つの税金が考えられます。

1つは、カジノを開催している国への税金です。カジノで勝ったお金は、偶然の産物という解釈で、非課税にしている国が多いようです。

例えば、シンガポールのマリーナベイ・サンズではカジノの勝ち金は非課税です。また、韓国では日本と租税条約が締結されているので、その場で税金が引かれても後で全額戻るようになっています。

一方、アメリカのラスベガスやマカオのカジノで儲けた場合は税金がかかることがあります。

ラスベガスでは、1500ドル以上で30%が課税され、マカオでは50万円以上の儲けが出た場合は申告する義務がありますよ。海外のカジノで遊ぶ場合は、税金がどうなっているか事前に調べておくのが良いでしょう。

もう1つの税金は、日本に帰国してから生じる税金です。海外のカジノで儲けたお金は、「一時所得」となり課税の対象となります。

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ラスベガスのカジノで課税される場合

カジノルーレットのあるカジノ店内の光景

ここからは、具体的にどのように税金がかかるのか、ラスベガスを例にして見てみましょう。

カジノには、様々なゲームがありますが、ラスベガスで課税されるのは、スロットマシンのジャックポットで、一度に1200ドル以上当たった場合です。

スロットマシンで勝ち続けて、1200ドル以上になった場合は課税対象になりません。これは、テーブルゲームなども同様です。

ジャックポットは当たり金額がはっきりとしていますが、スロットで細かく儲けたりチップを分散して換金する場合は、正確な金額の証明は不可能です。そのため、明確に金額が証明できるジャックポットなどが対象となっています。

ジャックポットに当たるとITINカードの有無を確認される

ラスベガスのジャックポットに当たるとマシンが止まり、画面に「Jackpot call attendant HAND PAY」と表示されます。これは、「ジャックポットが当選しました。従業員を呼んでください」という意味です。

表示に従い、従業員を呼ぶと祝福され、「ITINカード(米国納税者番号)を持っていますか?」と聞かれます。

ITINカードは、アメリカに居住していない、もしくは、居住して間もない外国人がアメリカに納税するための納税者番号です。ほとんどの日本人観光客は持っていないでしょう。

ITINカードを持っているとアメリカでの納税が免除され、ジャックポットの金額が全額もらえます。無い場合は、30%の税金が差し引かれますが、ITINカードの申請はカジノでも申請できます。

申請をすると、翌日にはカードが手に入り、税金分が戻ってきますよ。旅行者でも無料で申請できるので、ITINカードは作成した方が良いでしょう。

また、アメリカと日本は租税条約が結ばれているのでITINカードがなくても、基本的には日本に在住している日本人がアメリカに納税する義務はありません。課税免除の書類「1042S」があれば、30%の税金は免除されます。

カジノによっては、ITINカードのない日本人には「1042S」の書類を作成してくれるところもあります。

1042Sの書類を作ると、アメリカの税務局から日本の国税庁へ報告されるので、脱税などはできませんよ。

一方、ITINカードの有無を確認しないで、30%の税金を差し引いた金額を渡すようなカジノもあるので注意しましょう。

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日本に帰国後、一時所得の形で税金を納めなければならない

ラスベガスで大金を掴んで、意気揚々と日本に帰国しても、日本で税金を支払う義務があることを忘れてはいけません。カジノで儲けたお金は、日本では「一時所得」と見なされます。

一時所得とは、まさに偶然の産物的な収入のことを指します。日本の競馬などの収入も一時所得含まれ、海外のカジノで儲けたお金も競馬の払戻金と同じく一時取得の形で税金を収めなければなりません。

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実際にかかる税金はいくらぐらい?

カジノで儲けたからといって、全てが一時所得になるわけではありません。一時所得には50万円の控除があります。

例えば、1200ドルが当たっても、日本円では13万円前後ですから一時所得にはなりません。日本円で50万円以上の金額が当たった場合のみ税金がかかる可能性があります。

一時取得は以下のように計算します。

一時取得=(総収入)-(その収入を得るために支出した金額)-(特別控除額・最大50万円)

例えば、カジノで儲けた金額が100万円で、カジノに投資した金額が10万円なら、100万円-10万円-50万円で、一時所得は40万円となります。

また、一時所得の金額が納める税金ではありません。課税の対象になるのは、一時所得の1/2で、この場合は20万円が課税対象となり、その他の所得と合計して税金が算出されることとなります。

アメリカで30%の税を支払ったらどうなるの?

カジノでITINカードや「1042S」の書類を作成しないで30%の税金を引かれた場合、日本で一時取得で計上すると税金を二重で支払うことになってしまいます。

そのため、アメリカで30%の税金を引かれた場合、日本での申告は必要ありません。

海外に100万円以上持ち出す場合は申請が必要

本格的にカジノで遊びたい場合は、資金も多く必要になりますよね。

日本から海外へ100万円以上のお金を持ち出す場合は、「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」の申請が必要です。この申請をしておかないと、持ち込んだ金額がカジノでの儲け金額に加算されることがあるので、カジノ目的で渡航する際は、申請しておきましょう。

税金に気を付けながらカジノを楽しもう!

アメリカ ラスベガスの風景

カジノで手に入れた賞金は条件や状況によっては税金がかかることもあります。

税金に気を付けながらカジノを思う存分楽しみましょう!