アルベロベッロの家屋の風景

イタリアの世界遺産「アルベロベッロ」の基本情報 おすすめ観光スポットを紹介!

2019/04/08

アルベロベッロという街を知っていますか?

アルベロベッロは、イタリア南東の端、白壁に円錐形の屋根が特徴的なトウルッリという家屋が建ち並ぶ美しい街で、世界遺産にも登録されています。

この記事では、中世から現在も続く歴史ある街「アルベロベッロ」を紹介いたします。

アルベロベッロってどんな場所?

アルベロベッロの路地裏の様子
ブーツの形によく例えられるイタリアで「かかと」の部分にあるのがアルベロベッロです。プッリャ州バーリ県というアドリア海に面した南イタリアの美しい場所にあります。

世界遺産にも登録されているトゥルッリの屋根には不思議な模様が描かれ、とんがった屋根の頂点には飾り石が置かれています。このような街並みは世界的にも大変珍しく、非常にユニークな様子から世界中の観光客で賑わっています。

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アルベロベッロの歴史

16世紀の初めに約40家族が開拓を命ぜられたのがアルベロベッロの始まりです。その後、宿屋や製粉所、パン屋などが増えていき拡張していきました。

この地方は元々、石灰岩質だったため、石灰岩を切って積み上げ漆喰を塗って仕上げられたトゥルッリはこの土地ならではの建物です。

当時は、この形式以外の建築物を建てることが認められませんでした。また、モルタルを使わない簡素な家屋は税の徴収の際、すぐに壊すことができるため税金対策であったといわれています。

日本からアルベロベッロまでの行き方

空路でバーリ空港へ向かう場合、直行便は無く成田や羽田から各都市を経由して約15~18時間です。また、高速列車で向かうこともできますよ。ローマやナポリから高速列車(約4時間)でバーリへ、バーリから電車(約90分)でアルベロベッロ駅に到着します。

時差は日本より8時間遅れています。またサマータイム期間は7時間の時差です。

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アルベロベッロの気候

南イタリアの気候は温暖で観光のベストシーズンは4月~6月です。

夏は日差しがきついため、サングラスや帽子を用意することをおすすめします。また、冬は雨が多くなるため防寒具や傘などを準備し、コートなどもあった方がいいでしょう。

アルベロベッロの治安

イタリアの他の都市に比べると治安は良い街だといわれています。しかし、スリや置き引きなどには十分注意しましょう。

また、アルベロベッロは世界中からの観光客で賑わいます。店舗ではベランダを無料開放していたり、試食をすすめられたりという客引きが頻繁です。現地の人は親切でフレンドリーな人が多く声を掛けられて良い買い物ができたということもあります。

しかし、一部のお土産屋さんなどでは片言の日本語で強引に勧誘され、なかなか離してもらえないということもあるようです。現地の人との触れ合いも旅の楽しみの一つですが、嫌な思い出にならないように気を付けましょう。

アルベロベッロのオススメ観光スポット

アルベロベッロには魅力ある数々の観光スポットがあります。

アルベロベッロのおすすめ観光スポット「ポポロ広場」「カーサ・ダモーレ」「リオーネ・モンティ地区」「アイア・ピッコラ地区」の4つを紹介いたします。

市民の憩いの場として愛されているポポロ広場


ポポロ広場は、アルベロベッロ駅から徒歩約10分の所にあります。

広場にはオベリスク(記念碑)があり、台座には戦争で犠牲になったアルベロベッロの人たちの名前が刻まれています。また、傍らには大砲のモニュメントもあり、現在は全ての戦争での犠牲者の慰霊碑となっています。

ポポロ広場は役所や警察署、教会などが集まった街の中心地です。市民の憩いの場として、人々の日常を垣間見ることもできますよ。

禁止されていたモルタルを初めて使用して造られたカーサ・ダモーレ

カーサ・ダモーレは、現在観光案内所となっていますが、アルベロベッロの歴史の中で大変重要な意味を持つ建物です。

カーサ・ダモーレはトゥルッロではありません。18世紀に入り、統治されていた暮らしに対して住民が暴動を起こし、勝利した市民によって、それまで禁止されていたモルタルを使用して造られた最初の家がこのカーサ・ダモーレです。

この家の最初の所有者であるフランシスコ・ダモーレと、イタリア語で家という意味の「カーサ」からダモーレの家という名前が付けられています。アルベロベッロの歴史を体感できる場所です。

観光客向けの地区!リオーネ・モンティ地区

アルベロベッロの街並みの様子
リオーネ・モンティ地区には、約1000以上のトゥルッリが立ち並びます。お土産などを並べたショップやレストラン、カフェ、バーなどが観光客向けに改装されていますよ。宿泊施設になっている場所もあります。

テラスを無料開放しているところもあり、展望台とはまた違ったアルベロベッロの光景を間近に見ることができます。

また丘の上にある「サンタ・アントニオ教会」は屋根がトゥルッリの形態になっているアルベロベッロでも珍しい教会です。内部には大きなフレスコ画が描かれており、高いクーポラも見事です。

アルベロベッロで最も古い地区!アイア・ピッコラ地区

アイア・ピッコラ地区には、400余りのトゥルッリがありアルベロベッロの中では最も古い地区となります。農業地区であったため、小麦の脱穀場がたくさんあった場所といわれています。

現在も住民が生活をしており、中世から続く人々の暮らしが残されています。白い壁のトゥルッリに緑や色とりどりの花が飾られており、とても静かで美しい光景です。観光の際は私有地に立ち入ったりせず、住民の生活の邪魔にならないよう静かに見学しましょう。

アルベロベッロでオススメのお土産

アルベロベッロには思い出に残るお土産もありますよ。

ここからは、アルベロベッロでオススメのお土産「ワイン」「オリーブオイル」の2つを紹介いたします。

ヨーロッパでも注目されているワイン

南イタリアの気候はブドウ栽培に適しており、プーリア州はヨーロッパで注目のワインの産地になっています。「黒ワイン」といわれる濃厚な赤ワインも人気です。

また生産量が少なくあまり出回らない、ここでしか手に入らない貴重なワインもあるためお土産におすすめです。

アルベロベッロならではのパッケージもあるオリーブオイル

プーリア州は、イタリア国内でオリーブオイルの生産量が1位です。品質も高い評価を得ています。

色々なサイズのボトルやパッケージ、お値段も様々です。トゥルッリが描かれたアルベロベッロならではのパッケージは、お土産にピッタリですよ。味もマイルドなものからピリッと辛いものまで好みに合わせて選べます。ニンニクやトウガラシなどの入ったものは料理用におすすめです。

アルベロベッロにはカジノってあるの?

アルベロベッロを含むバーリには残念ながらカジノはありません。

また、イタリアの大都市であるローマやフィレンツェなどにもありません。敬虔なキリスト教であるカトリック信者が多く、カジノを認められないという理由もあるようです。

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アルベロベッロの近くでカジノが楽しめる地域

イタリアのカジノは小さい都市などにある場合が多く、外国人観光客向けにホテル内に併設されています。

南イタリアにはほとんどカジノが無く、イタリアの北部やスイス国境近くなどが有名です。またヴェネチアには世界最古といわれるカジノがあります。

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アルベロベッロの貴重な街並みを観光しよう!

アルベロベッロの美しい街並みと花
真っ白な壁にとんがり帽子のような屋根がのった、沢山のトゥルッリが立ち並ぶアルベロベッロはまるでおとぎの国のようです。

ここでしか見ることができない街並みを、ぜひゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。