エチオピア エルタアレ火山のマグマの様子

自然の脅威!エルタアレ火山の基本情報 エルタアレ火山を観光する際の注意点

2019/02/12

活火山の火口付近まで行くことができ、大自然の威力を感じることができるのがエルタアレ火山です。日本で同じことが起きれば、被害も大きく立ち入り禁止となります。しかし、エルタアレ火山では、溶岩の迫力を肌で感じることができますよ。

この記事では、日本では危険すぎて体験できない、エルタアレ火山の魅力について紹介をいたします。

エルタアレ火山ってどんな場所?

エチオピア エルタアレ火山でマグマが噴き出す様子
エルタアレ火山は、アフリカ大陸東部エチオピアの北東部に位置しています。エチオピアからエリトリア南部へと広がるダナキル砂漠にある活火山です。

周辺は最高気温50度になることもあり、ギネスには人類が住める最も暑い場所として記録されています。エルタアレとは遊牧民族であるアファール族の言葉で、煙の山という意味をしています。

エルタアレ火山には二つの火口があります。その内の一つは、活動中の溶岩湖では最も古いと言われていますよ。

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日本からエルタアレ火山への行き方

日本からエルタアレ火山への行き方として、まずはアディスアベバまで飛行機で行きます。

成田国際空港からエチオピア航空を利用し、ソウル、香港などで乗り継ぎをします。フライト時間は15時間から18時間30分ほどです。関西国際空港からは、エチオピア航空やエアチャイナ、イースター航空やケニア航空を利用できます。香港や浦東で乗り継ぎます。フライト時間は20時間から25時間です。

フライトの費用は20万前後が多いです。成田空港発の方が、費用が安い傾向にあります。

アディスアベバからは、バスや国内線を利用してメケレまで行きます。国内線では1時間ほどで、1日あたり4便から5便のフライトがあります。

バスでの移動は15時間ほどとなるので、早朝出発の1便しかないことも多いです。満席の場合はバスの利用ができないため、事前にチケットを購入しておくことをおすすめします。

また、日本のように整備された道ではないので、バスはかなり揺れます。乗り物酔いになる人も多く、かなり厳しい状態です。途中のトイレ休憩なども整備された環境ではなく、外でトイレを済ませないといけません。

トイレや食事の休憩自体が少なく、2回ほどしか停車しないこともあります。費用は高いですが、移動時間が少なく快適に過ごせるのは、国内線での移動です。

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エルタアレ火山周辺の治安

エチオピア エルタアレ火山付近の砂漠でラクダが移動する様子
エチオピアは、治安があまり良い地域ではありません。

アディスアベバでは、外国人観光客なども多い地域ですが、金銭などを狙った強盗やひったくり、お金をもらうためのつきまといなどがあります。最近では、日本人3人が路上で首絞め強盗の被害にあっています。複数のグループでの犯行で、路上では昼夜を問わず路上強盗が発生しています。

2012年には、エルタアレ火山へのトレッキング中に、武装集団に襲われ観光客の5人が死亡、2人が誘拐されるという事件も起きています。エチオピア国内だけではなく、周辺の隣国からも武装集団が襲撃してくる可能性もあります。

特にスマホやカメラなどの電化製品が狙われることが多く、なるべく持って行かないか、外に出して持ち歩かないなどの注意が必要です。高価なブランド品やアクセサリーなどを身につけることも、犯行のターゲットになりやすいです。

夜間は特に危険なので、一人で出歩くことを避けたり、夜の外出を控えたりするなどの対策が必要になります。

砂漠でも国境付近などでは集団で強盗をする事件もあり、武装したスタッフがツアーに同行することも多いです。なるべく個人では移動せずに、ツアーなどの集団で観光する方が危険から身を守ることができます。

お金を節約して危険な目に遭うよりも、お金を払ってもプロの傭兵をツアーに同行させ、安全対策をすることをおすすめします。

また、事件などは、外務省の海外安全ホームページで確認できます。政権が不安定な時期には、暴動やストライキなどが起きやすいので、出発前にも現地の情報を確認する方がより安全対策ができるでしょう。

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エルタアレ火山の火山活動について

エルタアレ火山では、過去に6回の噴火が記録されています。

最近起きた噴火は、2007年です。2007年の噴火では、2名が行方不明となっています。特に被害が大きかった2005年の噴火では、家畜250頭が被害に遭いました。幸いにも人的な被害はありませんでしたが、数千人の人々が避難することとなりました。

エルタアレ火山での注意点


エルタアレ火山を観光する際には注意すべき点があります。

ここからは、エルタアレ火山での注意点「エルタアレ火山までの移動」「必ずガイドの指示に従う」「宿泊は簡易的なものや野宿」の3つを紹介いたします。

エルタアレ火山までの移動にも注意が必要

エルタアレ火山までの道のりは砂漠の中を進みます。石などでかなり荒れた状態の場所を、大型の車で移動することになりますよ。

ベースキャンプから火口までの登山は、砂漠や溶岩の上を徒歩で移動します。そのため、動きやすい服装、靴が必要です。非常に厳しい条件での移動となるため、体力や健康管理も大切です。

また、登山時間は片道約3時間となり、日没後の明るさはヘッドランプのみです。火口での見学も含めて、往復では約7時間歩き続けることになります。

必ずガイドの指示に従って動くことが大切

ブログなどの写真では、飛び散る溶岩が暗闇に真っ赤に映し出される様子が多く撮影されています。しかし、同じような写真を撮影したくて、近くまで行きすぎると大変危険です。被害に遭わないように、必ずガイドの指示に従い、無理に近づかないことが大切です。

また、途中の道のりでは、溶岩などが固まった道もあります。きつく尖った岩もたくさん転がっており、万が一転倒すると岩で大怪我をすることもあります。火山ガスが出ていることもあり、呼吸器系が弱い人には危険な場所なため十分注意しましょう。さらにマラリアに対する注意も必要です。

宿泊は簡易的なものや野宿が基本

世界一厳しい環境の砂漠での移動は、決して快適ではありません。

ツアーによっては途中で何泊かしますが、外にネットが貼ってあるだけの簡易的なものや、テントで野宿などもあります。

エルタアレ火山で火山の脅威を体験してみよう!

エチオピア エルタアレ火山のマグマと夕暮れの風景
大迫力の自然の力を身近に感じ、火山の脅威を体験できるのがエルタアレ火山の魅力です。

治安など危険なこともありますが、ガイドや傭兵の指示に従えば、安全を確保しながら進むことができますよ。日本とは規模の違う砂漠や火山など、全てが珍しい体験です。